卵子凍結の採卵は痛かった?|採卵後、痛すぎて帰れなかった私の記録

採卵って痛いのかな。
どのくらい痛いのかな。

これから卵子凍結や不妊治療の採卵を受ける人なら、たぶん一度は調べることだと思います。

私は37歳で卵子凍結のために採卵をして、40歳でもう一度採卵をしました。

結論から言うと、私はどちらも痛みがありました。

ただし、37歳と40歳では、麻酔から目覚めた時の様子も、採卵後の痛み方も同じではありませんでした。

これは私自身の記録です。採卵前の不安を少しでも具体的にしたい人へ向けて、覚えていることを書きます。

目次

37歳の採卵中は、ほとんど覚えていません

37歳で卵子凍結をした時、私は静脈麻酔で採卵をしました。

採卵の針を刺す痛みや、処置の最中のことはほとんど覚えていません。眠っている間に終わった、という感覚でした。

局所麻酔で行う病院もあると聞いています。

でも、採卵に使う針は長いです。私は針や処置そのものへの怖さも大きいので、局所麻酔だったら痛すぎて耐えられなかったと思います。

私にとっては、静脈麻酔で採卵できる病院を選べて本当によかったです。

静脈麻酔が全員に合うとは言いません。ただ、痛みだけでなく、針や処置を見聞きすること自体がストレスになりそうな人は、採卵前に麻酔方法を確認して、病院選びの条件にしていいと思います。

自分の「痛い、痛い」という声で目が覚めました

37歳の時、採卵後に自分の声で目が覚めました。

「痛い、痛い」

自分で言っていたのに、少し意識が戻ってから気がつきました。

下腹部が痛くて、身体を起こすのもつらかったです。お腹の奥がずっと痛いような、逃げ場のない痛みでした。

看護師さんに痛みを伝えて、点滴に薬を追加してもらいました。飲み薬の痛み止めも出してもらったと思います。

でも、すぐに楽になった感覚はありませんでした。

採卵が終わったら、そのまま帰れるものだと思っていました。でも私はすぐには動けず、しばらくベッドで休ませてもらいました。

最終的にはゆっくり歩いて帰りました。採卵後の強い痛みは、私の記憶では3日ほど続きました。

40歳での採卵は、普通に目が覚めました

40歳で再び採卵をした時は、37歳の時のように自分の「痛い、痛い」という声で目が覚めることはありませんでした。

普通に目が覚めました。

ただ、採卵後はやはりめちゃくちゃ痛かったです。

同じ私の採卵でも、毎回まったく同じ経過になるわけではありませんでした。

前回がこうだったから次も同じ、とは限らない。採卵前に体験談を読む時も、そのことは頭の片隅に置いておいていいと思います。

生理用ナプキンは持って行ってよかったです

採卵後、私は出血がありました。

生理用ナプキンを持って行っていたので、すぐに使えてよかったです。採卵当日の持ち物に入れておくと、私は安心だと思います。

意外と怖かったのは、採卵後にはじめてお手洗いへ行く時でした。

おしっこがちゃんとできるのかな、と怖かったです。実際に少し痛みはありましたが、私はちゃんとできました。

採卵後の身体はいつもと感覚が違って、不安になりやすいです。小さなことでも怖いと思ったら、遠慮せず看護師さんに聞いてよかったのだと思います。

採卵後、お腹はだんだん苦しくなっていきました

37歳の時は、採卵が終わった直後だけで終わりませんでした。

日が経つにつれて、お腹が張っていきました。服がきつくなって、身体を動かすだけでもお腹の存在を強く感じました。

妊娠17週の時よりお腹が出ているように感じたくらいです。

体重も、記憶では2〜3kgほど増えました。

苦しいし、怖いし、何が起きているのかよくわかりませんでした。

「OHSSなのかな」と、自分では思っていました

採卵後の張りや痛み、体重の変化を見て、私は「OHSSなのかな」と思っていました。

ただ、私は医師からOHSSと診断されたわけではありません。

自分でそうかもしれないと不安になっていただけです。

次の生理が来るまで、少し気が抜けませんでした。生理が来てから、お腹の張りはだんだん引いていきました。

採卵後に強い痛みや張りなど、心配なことがあれば、ひとりで判断せず採卵をしたクリニックに連絡してほしいです。

通いやすさも、病院の雰囲気も大事でした

当時、私は実家に住んでいて、クリニックまで片道2時間弱かかっていました。

不妊治療は通院回数が多いです。遠さが負担になって、診察に行かなかったこともありました。

通いやすさは、治療を続けるための大事な条件です。

でも、近ければそれでいいとも言い切れません。治療方針や、先生・スタッフの雰囲気は、思っている以上に自分のメンタルを左右します。

距離、通院回数、費用、治療方針、麻酔方法、院内の空気。

全部を満たす病院を探すのは難しいです。でも、自分が長く通える場所かどうかは、治療内容と同じくらい考えてよかったと思います。

痛くないとは言えません。でも、受けてよかったと思っています

採卵について調べていると、「思ったより痛くなかった」という体験談もたくさん見かけます。

それは本当なのだと思います。

でも私は、「痛くないから大丈夫」とも言いたくありません。

私は37歳の採卵後、痛すぎてすぐには帰れませんでした。40歳での採卵後も、かなり痛かったです。

それでも、37歳で凍結した卵子は、今の私にとって大切な選択肢として残っています。

採卵前の怖さがなくなるわけではありません。
不安なままでいいし、怖いと思っていい。

その上で、麻酔方法や通院の負担も含めて、自分が少しでも安心して治療を受けられる場所を選んでほしいと思います。

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この記事を書いた人

不妊治療、妊娠と喪失、子どもを迎えるための準備、仕事、資格、旅。
選んで、つくって、生きていく途中の記録を、YACO LAB.に残しています。

※このブログでは、当時のメモや写真を見返しながら、過去の出来事も時系列に沿って記録しています。
記事の公開日と、書いている出来事の日付が異なる場合があります。

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