NIPTを受けた日|妊娠12週3日、喜ぶことさえ怖かった【2026年7月16日】

この日は一日有休を取って、実家近くの産婦人科へ向かった。

妊娠12週3日。

まだまだつわり全盛期で、とにかく体調が悪い。

待合室でうなだれながら、診察の順番を待っていた。

私は妊娠してからずっと、不安を抱えていた。

母親と妹とパートナーにしか、まだ妊娠していることを伝えていなかった。

嬉しい。

でも、怖い。

ずっとそんな妊娠生活だった。

目次

NIPTを一日でも早く受けたかった

私は、できれば11週でNIPTを受けたかった。

一日でも早く検査を受けて、結果を知りたかった。

安心したかった。

10週のときのエコーで、赤ちゃんの首の後ろの浮腫み、NTの厚さが気になっていた。

「もしかしたら」

その疑念が、ずっと頭から離れなかった。

だから、早くNIPTを受けたかった。

私が受診した施設では、検査前にパートナーと一緒に説明を受けることになっていた。

彼は仕事がある。

すぐに休みを取れるわけではない。

私にとっては、一日でも早く知りたいことだった。

でも、彼にとっても同じくらい切迫したことだったのかは分からない。

結局、7月16日。

妊娠12週3日で、NIPTを受けることになった。

今日は彼も来てくれる。

なんとか仕事の都合をつけてくれた。

NIPT当日のエコー

NIPTの説明と採血の前に、エコーで赤ちゃんを見てもらった。

首の後ろの浮腫み、NTは2mm。

先生からは、

「NTも厚くはないかな」

「鼻の骨もしっかり見えますね」

「心臓もしっかり動いてるし、身体的には何も問題ないですよ」

と説明された。

よかった。

本当に、そう思った。

少し安心した。

でも、その安心を私はそのまま受け取ることができなかった。

エコーで大きな異常を指摘されなかったとしても、これから受けるNIPTの結果がどうなるのかは、まだ分からない。

救われた気持ちに、自分で水をかける。

決して喜ぶな。

強く言い聞かせた。

安心しようとする自分を、ボコボコにした。

本当は嬉しかった。

NTが2mmだったことも。

鼻の骨がしっかり見えたことも。

心臓がちゃんと動いていたことも。

「大丈夫かもしれない」

そう思いたかった。

でも、そう思ってしまうことが怖かった。

もし違っていたら。

もし、この安心が全部ひっくり返ったら。

だから私は、喜ぶことさえ怖かった。

パートナーとNIPTの説明を聞く

時間が経って、彼と合流した。

二人で先生からNIPTについて説明を受けた。

何を調べる検査なのか。

どのように検査をするのか。

結果を受け取ったあと、どうするのか。

検査についての詳しい内容は、体験記とは別の記事にまとめようと思う。

説明を聞いたあと、採血をした。

これで、私にできることは終わった。

あとは結果を待つだけ。

それが、いちばん怖かった。

陽性だった場合についても話した

検査を受ける前から、私はもし陽性という結果が出た場合、自分がどうするのかを考えていた。

それは、この日に突然決めたことではなかった。

妊娠する前から考えていた。

だから車の中でも、彼とその話をした。

ただ、どれだけ先のことを考えて答えを出していたつもりでも、

実際に自分のお腹の中で赤ちゃんを育てながら結果を待つことは、まったく別のことだった。

この日の私は、まだ結果を知らない。

今日のエコーでは、大きな問題は指摘されなかった。

少しだけ期待してしまう自分がいた。

でも、期待することも怖かった。

早く知りたい。

でも、知るのも怖い。

その二つの気持ちを抱えたまま、結果を待つことになった。

そして、7月25日。

病院から突然、電話がかかってくる。

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この記事を書いた人

不妊治療、妊娠と喪失、子どもを迎えるための準備、仕事、資格、旅。
選んで、つくって、生きていく途中の記録を、YACO LAB.に残しています。

※このブログでは、当時のメモや写真を見返しながら、過去の出来事も時系列に沿って記録しています。
記事の公開日と、書いている出来事の日付が異なる場合があります。

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